【不登校留学エージェント】選び方のコツ・ポイント5選

こんにちは(^^)/

不登校生専門の留学会社勤務の経験から、不登校留学について発信しています。

近年、日本では不登校の子どもを対象にした留学プログラムを提供しているエージェントが非常に増えてきています。

これらのエージェントは、子どもの個別のニーズや状況に応じたサポートを提供し、留学先での生活や学習を円滑に進める手助けをしてくれる一方で、

  • 口コミによって賛否が分かれている
  • エージェントの違いがわかりづらい
  • 実際の費用がわかりづらい
  • 具体的なサポート内容がわかりづらい

といったエージェント選びにおける悩みの声もよく聞かれます。

本記事では、留学エージェントの選び方のコツ・ポイントを5つに分けてお伝えします。

ここで押さえたポイントを頭に置きながら留学エージェントの比較を行うことで、効率的に・見落としなく選ぶことができますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います(*^^*)

目次

【留学エージェント】選び方ポイントは5つ!

1.カウンセリングの充実度

子ども一人ひとりの状況やニーズに合わせたカウンセリングを提供しているかを確認します。

より有益なカウンセリングが受けられるよう、最初の問い合わせ段階でこちらの状況や悩み事を書き込めるフォームがあった場合、なるべく詳しく事実を書き込むのがおすすめです。

不登校歴、昼夜逆転など現在の生活リズム、現時点での英語力、既往歴(アレルギーや持病、発達障害など)、親の意向と本人の意向などを詳しく書くことで、エージェント側は自社でサポートできる範囲かどうか、どういったプランを考えるべきか等の判断がつきやすくなります。

2.サポート体制

留学前、留学中、帰国後のサポートが充実しているかをチェックします。

特に現地でのサポート体制は、しっかりと見極める必要があります

不登校からの留学では、一般の中高生よりも

  • 毎日登校への不安が強い
  • 生活リズムが整っていない
  • 勉強に遅れがある
  • 他者とのコミュニケーションに不安や苦手意識がある

といったケースが多いため、通常より手厚い現地サポートが留学を成功させる重要なキーポイントになります。

現地でのサポート内容はさまざまですが、まず確認すべきは、

  • 現地スタッフは日本人または日本語ネイティブか?
  • 現地スタッフは現地永住者か?(ワーホリのバイトなどではないか?)
  • 現地スタッフは担当制か?

現地のオフィスがあるからと言って、安心してはいけません。

「何かあれば現地オフィスに行けば相談・解決できる」の裏返しは「オフィスへ行かないと相談・解決できない」ということです。

例えば「ホストともめてしまったが英語では伝えきれない!」という時、エージェントが即座に間に入って(通話でもいいができれば直接訪問もして)くれるようなサポート体制があるかどうかはカウンセリング時に必ず確認するようにしましょう。

また、現地スタッフは1人あたりの担当留学生数も確認しておきたいところです。

  • スタッフ1人当たり留学生数名を担当してくれている状態だと安心。
  • スタッフ1人当たり数十名以上をサポートしている場合は、留学生1人あたりのサポートが手薄になりがち。

「通常の中学高校留学であればこれで問題なくやってきた」というエージェントは多いと思いますが、不登校からの留学は一段階高いサポートが必要と心得ておきましょう。

3.プランの多様性

子どもの興味や希望、何よりその子にとっての「できる限り負担の少ない」「ハードルが低めである」ようなプランが提供されているかを確認します。

国・学区・学校によって

  • 進級・卒業の基準
  • 求められる英語力
  • ビザの取得のしやすさ
  • 不登校歴・既往歴のある生徒の受け入れ率

は異なります。

その子の英語力、学力、生活力、得意不得意を考慮しながら国・学区・学校を選定し、同時に留学開始時期と入学学年卒業見込み時期卒業後の進路(現時点の考えでOK)まで見通しをもってプラン立てていきます。

エージェントが持つパイプ(ここでは不登校生を受け入れる実績と経験のある学校とのパイプ)が幅広く強固であることによってプランの多様性は生まれますので、そこが弱いエージェントはその子に適した柔軟なプランを立てるというよりは、すでに持っている限定的なプランにその子を当てはめていくことになります

通常の中高生留学のパイプではなく、不登校留学のパイプをどれだけ持っているかが重要ですので、一概に大手会社だから安心とは言い切れません。

4.実績と信頼性

過去の実績、現在のWEBサイト更新状況を確認し、信頼性の高いエージェントを選びます。

エージェントの実績とは、先述の通り「留学先(学校)との信頼関係が強いパイプがあるかどうか」です。

これまで不登校生の留学実績、留学生の卒業後進路についてはホームページを調べたり、カウンセリング時に聞いてみると良いでしょう。

信頼性において、口コミを参考にすることもあると思います。

ですが注意点として、見ず知らずの人が書き込んだネット上の口コミは全面的には信じないようにしてください。

その口コミが古いスタッフに対するもの、改善前の業務に関すること、今は取り扱っていない国や学校に関することなども含まれ、さらに口コミの内容の真偽こそ信頼性に欠けるといえるでしょう。

あくまでも参考程度として口コミは見るべきですが、「実際カウンセリングを受けて自分もそう感じた」という場合はそのエージェントとは縁がなかった/自分には合わなかったと思い、別を探すことをおすすめします。

中学高校留学は平均2~3年。エージェントとは長い付き合いになりますから、もやもやした気持ちで渡航とならないよう進めましょう。

5.費用

最後に費用です。

留学は非常にお金がかかるのが事実。

この費用面に関しては家庭の経済力/価値観次第にはなりますが、ここを無理してまで予算以上にすることはしないようにしてください。

「無理してまで行かせたのに」という親の気持ち、「無理してまで行かせてくれている」という子のプレッシャーは悪循環を生み、留学途中帰国、留学断念につながりかねません。

日本では実家から通えば学費の高い私立高校でも高くて年間授業料150万円くらいですが、留学ではその倍以上(年間300万円以上※)はかかると思っていいです。

※この留学費用には学費の他に、サポート代・滞在費なども含まれます

そしてエージェントによって費用に幅があるのも事実ですが、安ければ安いほどいい!とは言えないのが、留学エージェント選び。

安いのには必ず理由があり、主に、

  • 日本にオフィスがない(現地オフィスのみ)
  • 手続きのみのサポート
  • 現地では緊急時のみサポート
  • 留学先、学校が限定的

などです。

一方でぼったくりエージェントにも注意が必要です。高ければその分のサポートがしっかり受けられるのかを見極めなければなりません。

こちらもおすすめ【PR】:タビケン留学|サポート手数料無料の留学エージェント|人生を変えるワーホリ&留学

最後に:エージェント選びを始める上での注意点

留学に親または子が興味を持ち始めたところで、ではどこに相談に行くかと留学エージェント選びが始まります。

気になるエージェントに無料相談または資料請求をする流れになるでしょう。

ここで一つ注意点として、無料だからと言って相談(カウンセリング)をたくさん受けないように気を付けてください。

カウンセリングは多くの場合親子での参加を求められるため(求められなくても親子での参加が望ましい)、エージェントの面談をいくつも受けることになると子供の精神的疲れも蓄積します。

親子関係が悪化するなど留学以前に悪影響が出始めるので、できれば親子での留学カウンセリングは多くても3社程度に絞るべきでしょう。

不登校の子どもにとって、留学は新たな環境での学びや成長の機会を提供します。適切なエージェントを選び、安心して充実した留学生活を送ることができるよう、私もできる限りお手伝いいたします。

親子の本当の笑顔を、一緒に取り戻しましょう。

それでは!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次