【不登校中高生の留学】選ばれるニュージーランド留学をわかりやすく解説!

こんにちは(^^)/

不登校生専門の留学会社勤務の経験から、不登校留学について発信しています。

「不登校×留学」で検索すると、必ずおすすめの国として挙げられる「ニュージーランド」

  • ニュージーランドってどんな国?
  • ニュージーランドの学校制度ってどんな感じ?
  • ニュージーランドの生活ってどうなの?

上記の疑問を中心に、不登校留学に人気ナンバーワン国、ニュージーランドについて徹底解説します!

目次

ニュージーランドの特徴/概要

面積と人口

国土面積が日本の約4分の3と大きく変わらないのに対し、人口は500万人(日本は1億2000万人)と世界で最も人口密度の低い国のひとつです。

人よりも羊の数の方が多いことで有名です。

主要都市

首都圏での経済や教育の発展は先進国同等と言われており、高層ビルなどが立ち並ぶエリアもあります。

人口の3/4は北島に居住

首都はウェリントン(約21万6,000人、2021年NZ統計局)ですが、留学先として特に人気の都市はニュージーランド最大都市・人口約160万人のオークランド(北島)、それに次ぐ約40万人のクライストチャーチ(南島)が有名です。

日本~ニュージーランドの距離・時差

時差は、日本時間+3時間

ただし、サマータイム(9月の最終日曜日~4月の第1日曜日の期間)は+4時間となるので間違えないよう注意が必要です!

日本からの直行便があるのはオークランドで、10時間半ほどで到着します。

別都市へ乗り継ぐ場合、例えばオークランドからクライストチャーチは約1時間半オークランドからウェリントンは1時間ほどで到着します。

人種

人種については、

  • 欧州系(70.2%)
  • マオリ系(16.5%)
  • 太平洋島嶼国系(8.1%)
  • アジア系(15.1%)
  • その他(2.7%)

(2018年の国勢調査)

7割が欧州系という結果ですが、実際街を歩いてみるとアジア人が多いと感じるでしょう。

理由としては留学生やワーホリなどが多数来ていること、かつニュージーランドも積極的に他国からの入国を受け入れていることが言えます。

また見た目はアジア系でも2世・3世などで言葉はネイティブということもよくありますので、外見で判断はできません。

宗教

キリスト教36.5%、無宗教48.2%

無宗教が多いという点は、日本と近しいですね。

ニュージーランドの治安

2023年の世界平和度指数では、日本が9位、ニュージーランドは4位でした。

とはいえ、このランキング=治安がいいというほど単純ではありません。

マクドナルドでiPhoneをテーブルに置いたままうたた寝…などしてしまえば、あっという間にiPhoneは奪われると考えるべきです。

夜間に女性や子供が一人で歩くことの危険度、昼の街中でもひったくりやスリに合うことも日本よりは確率が高いのが現状です。

留学に慣れてきても気を抜かず、「日本とは違う、外の国」という意識は持ち続けましょう。

お金、チップ

通貨は「ニュージーランド・ドル」

チップについては、ニュージーランドではチップを必ず支払うという習慣はありません

なので、レストランやタクシー、ホテルなどでは基本的にチップを渡さなくてOKです。

気候/季節/服装

南半球にあるニュージーランドは日本と逆の気候なので、日本の夏の時期にニュージーランドは冬、日本の冬の時期にニュージーランドは夏になります。

クリスマスは夏ということになるので、新感覚で面白いですよ(笑)

季節は逆ですが、四季があるという点は日本と同じです。

日本の夏より涼しく、日本の冬より暖かいので非常に過ごしやすいのですが、1日の中でも気温差があるという点に気を付けて、服装を選ぶことがポイントです。

モコモコ超暖かいセーター1枚!というよりは、ヒートテック+長袖+羽織ものなど重ね着スタイルが調節可能でおすすめです。

現地のホームステイ先などの洗濯機は日本製の物より荒っぽいことが多いので、高価な服・お気に入りの服は持って行かないことをおすすめします。ガシガシ洗っても大丈夫・万が一傷んでもショックを受けにくい服をそろえましょう(^^)

ニュージーランドの学校は多くが制服制なので、学校用の服は不要!部屋着・休日用の服を中心に準備しよう

電源

ニュージーランドでは電圧もコンセント口も日本とは異なるので、

  • 変換器
  • 変圧器

は事前に購入して持参するのがおすすめ。

現地でも購入はできますが、「到着後やらなければならないこと」はできるだけ減らしておくのが留学初心者の鉄則!

心配事やストレスになりやすそうなことは、日本でなるべく済ませておきましょう(^^)

変換器/変換プラグ

ニュージーランドではOタイプ(ハの字)のコンセント口なので、ネットや家電量販店などで1つは変換プラグを購入しておきましょう。

楽天市場より引用

変圧器

日本の電圧は100ボルト、一方ニュージーランドは230~240ボルトと日本の約2倍

ちゃんと変圧器を使用しないと、持参した電化製品が壊れる・発火するなどの危険があります。

なお、パソコンやiPhoneなどは変圧器なしで使用可能です。

充電器に「100ー240V」など対応電圧が記載されているはずなので、チェックしておきましょう。

ドライヤーなど、国際用として電圧が選べる製品もありますし、すぐになくても困らないものであれば到着後~1週間ほどの間で買い出しに行ってヘアアイロンなど現地購入することも可能です。

ニュージーランドの英語/なまり

ニュージーランドで留学の懸念点として挙がりやすい「ニュージーランドなまり」

実際は「留学初心者は気にしなくていい」が正直なところです。

留学初心者・英語初心者はなまり以前に英語力自体が不安定なので、なまっていようがなかろうがとにかく英語に慣れる・英語を使うことを意識すればOKです。

将来英語を使って国際的で公的な仕事に就きたい、ネイティブ並みの英語力に昇華させたいという時になって初めて、「なまり」について考えるくらいで間に合います。

そもそもニュージーランドは18世紀頃からイギリス系の人々が移り住みはじめ、その後戦争でイギリスが勝利。イギリスによる植民地支配が強化されたことで、アメリカ英語よりもイギリス英語に近い発音・スペル・単語を使うのがニュージーランドです。

アメリカ英語よりも一語一語をはっきり発音するので、日本人にはイギリス英語の方が聞き取りやすいといわれています。

ニュージーランドのビザ

子どもの単独留学(保護者の同伴なし)は11歳から認められています。

中学高校留学でスタンダードなプランとしては、

  • 語学学校スタート→正規中学高校に編入
  • 正規中学高校へ体験入学→本入学
  • 最初から正規中学高校へ本入学

①②の場合は、観光ビザで渡航し、このまま継続できそうと判断できれば現地で学生ビザ申請を行います。

③の場合は日本で学生ビザを申請し、学生ビザで渡航します。

観光ビザ

3ヶ月以内で観光/就学を目的とした滞在者

  • 有効期間:3ヶ月まで
  • 就労:不可
  • 就学:3か月

日本からはNZeTA(電子渡航認証)手続きのみでの入国が可能です。

観光ビザは3か月以内に帰国する見込みが証明できなければ入国審査で引っかかります。必ず3か月以内の帰国便チケット&就学期間3か月以内の入学許可証を持っておくことが重要です。

学生ビザ

  • ビザ有効期間:学費を支払った期間
  • 就労:週20時間まで可能(条件有)
  • 就学:3ヶ月以上のフルタイム就学(週20時間以上)

ニュージーランドの学生ビザは、学費の納入期間分(通常、コース終了日+1か月の期間有効)が発行されます。

→例えば1~2学期分の学費納入レシートをもってビザ申請を行うと、1~2学期間(+1か月)のビザが発行されます。

→例えば1~4学期=1年分の学費納入レシートをもってビザ申請を行うと、1~4学期間(+1か月)のビザが発行されます。

学生ビザは申請のたびに申請料がかかるので、できれば1年ごとに申請するのが望ましいです。

とはいえ初めての留学では本当に上手くいくのか、自分は海外の生活があっているのかなどわからず最初から1年分の学費を払うのはためらわれますよね。

そのため、多くのエージェントでは最初観光ビザで体験入学or語学学校スタートするプランを提案してくることが多いと思います。

就労については学生ビザ上は可能ですが、エージェントによってアルバイト禁止としていることがあるので事前に確認しておきましょう。

個人的には、高校卒業までは学業に専念してアルバイトは卒業以降に挑戦してみることをおすすめしています。

ワーキングホリデービザ

ワーホリビザは、18-30歳の独身、または子供を同伴しない既婚者向けのビザです。

18歳以上向けなので中高生留学で使われることはほぼないはずです。

高校卒業以降の選択肢の一つにはなるかもしれませんね(*’ω’*)

  • 有効期限: 1年間
  • 就労:可能
  • 就学:6か月まで

ニュージーランドの教育制度

公立と私立

ニュージーランドでは、国全体の中学・高校のうち96%が公立校です。

私立校は基本的に求められる英語力・学力・コミュニケーション能力などが高く設定されているので、不登校からの留学では慎重に選ぶ必要があります。

公立校で留学生を受け入れることができるのは、NZQA(国立資格審査局)の認可を受けている学校のみなので、その点は安心して学校選びができるでしょう。

学年

学年は小学校から高校まで通してYear 1~13と呼ばれます。

  • 中学1年:Year8 
  • 中学2年:Year9
  • 中学3年:Year10
  • 高校1年:Year11
  • 高校2年:Year12
  • 高校3年:Year13

4学期制

ニュージーランドの新学期は毎年1月末~2月初旬に始まり、年度の終わりは12月上旬~中旬の4学期制です。

1学期をTerm1、2学期をTerm2…といったように呼びます。

学期と学期の間には2週間ほどのホリデーがあり、その間はステイ先でのんびりしたり、ホストの旅行について行ったり。

このホリデー期間に一時帰国する生徒さんもいますが、特に不登校留学1年目はおすすめしません。せっかく慣れてきたころに帰国してしまうと、日本や実家の居心地の良さを痛感してしまい、戻れなくなるケースが非常に多いからです。

親としてもせっかくなら戻っておいでと航空券を用意してあげたくなりますが、ここはぐっと我慢することが子どものため。

一時帰国は2学期と3学期の間=冬休み、または年末年始にしておきましょう。

毎日通学

授業月曜日から金曜日の週5日、毎日通学です。

給食はなく、基本的に自分でお弁当を用意して持参します。

お弁当は日本のように手の込んだものではなく、パンにチーズとハムを挟んでサンドウィッチ・りんご・ポテトチップスくらいの簡易的なものでOK!

こんなランチも留学の醍醐味と言えるのではないでしょうか(^^)/

科目/授業

日本の中学高校との違いとしては、クラス単位で受ける授業は少なく、教科によって生徒が各教室間を移動するということ。日本の大学と同じような感じです。

選択科目が多いのですが、なんとなく歴史が好きだから!と選んでしまうと、歴史以前に英語面で躓くことも。

比較的英語力が問われない科目(数学や芸術・裁縫系など)を選択することで、成績も落ちにくくメンタル面も安定しやすいのでおすすめです。

ESOLという「英語が母国語でない留学生用の英語クラス」があり、通常留学生はこのESOLを現地の英語(日本でいう国語)の代わりに選択します。英語力ががかなり向上した場合には、ESOLではなく現地の英語(メインストリームの英語)を履修できることもあります。

留学を成功させるポイント!

ニュージーランドの学校はテストなどはそこまで難易度が高くなかったり、留学生に対してフォローアップしてくれたりと進級・卒業に協力的ですが、毎日登校授業への姿勢だけは生徒自身で頑張らないといけない部分です。

体調不良だとしても欠席数が一定ラインを超えてしまうと学生ビザが取り消され、帰国せざるを得なくなります。

「ちょっとおなか痛いかも…」くらい軽度であればできるだけ登校し、高熱などどうしても通学が無理と思うときに安心して休めるようにしておきましょう。

ホストファミリーやエージェントの現地スタッフに「こんな症状で登校を迷っているけどどうしたらいいか」など相談してみるのもGOOD.

一人で抱え込まず、第3者に相談してみることで、客観的に判断ができます。

ただし、ここで親御さんに相談するのは正直微妙です。親御さんの価値観から一旦離れることも留学でひとつ試すべきポイントなので、できれば親御さん以外に相談できると良いです。

卒業/ニュージーランドの大学進学

ニュージーランドの高校卒業資格は日本でも有効で、日本の高卒/大学受験資格としてもみなされます。

ニュージーランドの高校を卒業できるかどうかは、英語力やテストの点よりも毎日の登校状況や授業態度などがとても重要です。

逆に言えば、英語力に自信がなくても授業に臨む姿勢、毎日元気に登校することで卒業ができるということになりますね。

日本の大学進学を目指すのであれば卒業資格で通用するのがほとんどですが、もしニュージーランドの大学進学も選択肢に入れたい場合には、高校3年間(Year11~13)の間にNCEAレベル3という必要単位とその他の諸条件をクリアしなければなりません。

これは少しややこしくここで説明すると文章ばかり長くなるため省きますが、エージェントに申し込んだ暁には、ぜひ質問してみてください。

もちろん、当ブログのお問い合わせからご連絡いただければ私からお伝えすることも可能です!

ニュージーランドの学校生活

  • 07:00 起床、身支度、朝食
  • 08:15 出発
  • 08:40 ホームルーム
  • 09:00 1限~2限
  • 11:00 中休み(モーニングティー)
  • 11:30 3~4限
  • 13:30 ランチタイム
  • 14:30 5限
  • 15:30 下校、部活などフリータイム
  • 18:00 夕食、シャワー、宿題など
  • 22:00 就寝

ニュージーランド人は「早寝早起き」

基本的に、ニュージーランド人の生活は「早寝早起き」です。

日本では就寝が0時など普通だったりしますが、ニュージーランドではほとんどありえません。

逆に朝はその分早起きで、6時前後に起きるのが主流。

愛犬と朝陽の昇るビーチを散歩するというのはよくある光景です☆

朝食

日本の和朝食はとても手の込んだ栄養満点の朝食をイメージしますが、ニュージーランドの朝食は「シリアル+フルーツ」「パンにジャムを塗る+コーヒー」などが一般的です。

またホストマザーが用意してくれるというよりは、自分で簡単に冷蔵庫などから必要なものを取り出してパパっと食べます。

同時にランチボックス(これも簡易的でOK)も自分で用意します。

登校

通学は、路線バス、徒歩、自転車、ホストの車送迎などそれぞれです。

出発時間も学校とステイ先との距離次第になります。

やはり学校との距離が近い、通学しやすい、というのは登校のハードルを一気に下げてくれます。

エージェントへ「学校から近いステイ先」というのを優先度高めにリクエスト出しておくといいかもしれません。

(ホームステイについては後述します。)

授業/ホームルーム

ニュージーランドの中学高校は日本の大学のように個人それぞれの時間割を組み、授業ごとに教室を移動します。

なのでクラスで受けるものと言えばホームルーム(=Form roomと呼ばれる)くらい。

このさっぱりした学級構造は、人間関係に悩んでいた不登校生にはメリットと言えるかもしれません。

モーニングティー

イギリスの文化を強く受けているニュージーランドでは、モーニングティーと呼ばれる中休みがあります。

特にスコーンや紅茶が提供されることはないのですが(笑)、各々スナックや軽食を摂ったり(※)ボール遊びをしたりします。

※ランチタイムが13時台など遅いスケジュールの場合、モーニングティーの時間に何かおなかに入れておかないとグーグー空腹で授業に集中できません(^^;

昼休み/ランチタイム

お昼は、持参したお弁当を屋外で食べる様子を多く見受けます。

ほとんどの学校に芝生の広場があるので、そこでピクニックランチ♪

海外らしい文化ですね(*^^*)

下校/放課後/部活

授業を終えると、

  • まっすぐ帰宅
  • 部活クラブに参加
  • 友人と近くのショッピングモールで買い物
  • カフェでまったり
  • ビーチを散歩

などなどそれぞれの過ごし方です。

ニュージーランドの部活動は、日本の「毎日放課後・週末も練習や試合」といったガチガチの感じはなく、週数回、季節によって長期休部など緩く楽しいイメージ部活が多いです。興味のある部活やクラブがあれば覗いてみてください♪

夕食/シャワー/就寝

帰宅後は宿題(そこまで多くは出されません)をしたり、ホストファミリーと過ごしたりします。

就寝が早いので、夕食も早め(18時ごろ)。

料理は「ローストポークとゆで野菜」などシンプルなことが多く、みんなで食卓につき、大皿から自分の食べられる分を取って食べることが多いです。

ホストファミリーが中国やアジア系だと、料理もその国っぽくなることがあり、日本人には親しみのあるアジア料理で喜ぶ生徒さんも多いです♪

シャワーはちょっと注意が必要です。

ニュージーランドの家庭では、「タンクに沸かしたお湯をシャワーで使う」という方法が主流で、それを家族で分け合って使います。

なので一人がジャージャー大量に使ってしまうと他の家族がシャワーを浴びれなくなってしまうということも。

(お湯を使い切ってしまうと沸かすのに時間がかかる/水不足という国家的問題も)

髪が長いから、長風呂が好きだから、といった個人的な思いはあるかもしれませんが、ステイ先と良好な関係を保つことも留学生としての課題です。

普段ゆっくりじっくりシャワーを浴びている…という方は、ぜひ短時間/節水できるシャワーの練習をしてみてください(^^)/

ニュージーランドのホームステイ

ニュージーランドのホームステイは基本的に学校が提携しているホームステイ会社が手配を行うので、無犯罪証明などきちんと確認がとられており、その点は安心できます。

ステイ先では原則勉強机とベッドが用意された個室(3食付き)がもらえます。

この「相部屋ではなく個室かどうか」などステイ先の条件については、必ず留学エージェントに確認するようにしておいてください。場合によっては他の留学生との相部屋を容認しているホームステイ会社もあります。

実際に現地に到着してから「思っていたのと違う!」といっても急に変更はできません。

せっかく気持ちを固めて出発したのに、最初から躓いてしまうと心が折れて留学継続が難しくなるケースもあるので、そこは避けておきたい。

とはいえ、ステイ先は常に不足気味のため、あまり多くのリクエストは出せないと心得ておく方が無難です。

  • 学校徒歩圏内など立地重視
  • ステイ先の家族構成重視(老夫婦だけ・小さな子供がいる家庭・同学年がいる家庭など)
  • 経験豊富なファミリー希望

などのリクエスト項目に優先順位をつけて「ダメもとで」伝えておくのがおすすめです。

ニュージーランドの携帯/Wi-Fi

ニュージーランドで携帯を使う場合、以下の2つの方法が主流です。

  • SIMフリー携帯を持参して、現地SIMカード(もしくはeSIM)を購入
  • プリペイド携帯を購入

コスパを考えると①がおすすめです。

①SIMフリー携帯を持参、現地SIMカード(もしくはeSIM)を購入して使う

日本で使用していたスマートフォンがSIMフリーであれば、ニュージーランドのSIMを使うことでインターネットや通話が可能になります。

SIMは月額制プリペイド式がありますが、月額制は短期契約ができなかったり契約時に身分証IDが必要だったりするため、プリペイド式がおすすめです。

キャリアや通話時間・データ通信量によって金額は幅がありますが、平均は19NZドルで「通話200分/テキスト無制限/データ1.25GB」というもの。

使い切ったらまた購入、という流れになります。

ほとんどのステイ先にはWifiが通っていますし、ショッピングモールなどでもWifiをうまく利用すること、そして動画など通信量が多いものはなるべく控えるなど工夫をすることで費用は抑えられます。

ステイ先にWifiが通っていても、上限がある契約の場合、留学生が大量の動画を視聴したりすると通信制限がかかってしまい、最悪ステイ先からWifi費用を請求される可能性も。通信量(制限あるのか、無制限なのか)については必ず到着日にホストに確認をしておきましょう。

②プリペイド携帯を購入して使う

日本で使用している携帯がSIMフリーでない場合などは、現地で携帯端末とSIMがセットになったプリペイド携帯を購入する方法があります。

安いものであれば数千円から購入・利用できるものの、正直なところ端末の性能は期待できません。

旅行や短期留学であればそこまで気にする必要はないかもしれませんが、1年以上留学するのであればSIMフリーのスマートフォンを新しく購入してでも①の方法がやはりおすすめです。

ニュージーランド留学の費用

費用/学費については下記記事で詳しくまとめています。

ざっくり、ニュージーランド留学の費用は以下の通り。

ニュージーランドの高校(年間)約250万円~(授業料・ホームステイ3食分・サポート料など含む)
※為替レートによって変動あり

このほかに、

  • 航空券代
  • お小遣い(買い物、カフェ、外食、携帯代など)
  • 課外活動費(トリップなど)

などが別途発生します。

不登校生のニュージーランド留学に強いエージェント

不登校生にとって留学が成功しやすい国、ニュージーランド。

多くの留学エージェント、留学支援会社が「不登校生のニュージーランド留学」プランを打ち出していますが、エージェント選びは非常に重要です。

おすすめエージェントは下記記事にまとめていますが、さらに詳しい違いなどご相談がありましたらお気軽に本ブログにお問い合わせくださいね!完全無料です。

【まとめ】ニュージーランド留学のメリット・デメリット

さてここまで長くなってしまいましたね、お疲れ様でした。

ただ本記事をここまでお読みくださったことで、ニュージーランド留学の全貌が見えてきたのではないでしょうか。

最後に本記事のまとめです。

<ニュージーランドの概要>

  • 世界で人口密度の非常に低い国の一つ
  • 首都はウェリントン、最大都市はオークランド、次いでクライストチャーチ
  • 時差は日本時間+3時間(サマータイムは+4時間)
  • 日本からの直行便はオークランド行(片道約10時間半)
  • 7割が欧州系人種
  • 無宗教が約5割
  • 観光ビザ(無料)は滞在&就学3か月以内、学生ビザ(有料)は3か月以上~学費支払期間分

<ニュージーランドの生活>

  • 治安は良い方だが、日本ではないという意識は常に持つべし
  • ニュージーランドなまりは、留学初心者は気にしなくてOK
  • 通貨はニュージーランドドル(NZ$)
  • チップは基本不要
  • 四季があるが、日本と逆。クリスマスは夏。
  • 服装は温度調節可能な重ね着スタイルがおすすめ
  • 変換プラグ・変圧器は事前に準備しよう
  • ホームステイ先は原則、机・ベッドのある個室/毎食付き
  • ニュージーランド生活は、「早寝早起き」が基本
  • シャワーは短時間で済ませられるように
  • 携帯は日本で使っているSIMフリー端末を持参(または購入)して、現地SIMを利用するのがおすすめ

<ニュージーランドの教育・学校>

  • 学年:小学校~高校まで通してYear1~Year13と呼ばれる
  • ほとんどが4学期制(1月下旬スタート、12月中旬終了)
  • 学期と学期の間は、2週間のホリデー
  • 週5日、毎日通学
  • 選択授業が中心のため、生徒は科目ごとに教室を移動する(大学のようなスタイル)
  • 出席率と授業態度に問題がなければ、日本でも有効な高校卒業資格が得られる
  • 現地の大学進学を目指す場合は、単位認定試験(NCEA)をクリアする必要がある
  • 朝9時前~授業開始、15時半ごろ下校。
  • 部活は日本ほどガチガチではない
  • 留学費用は、年間250万円~(為替・エージェントなどによって異なる)

以上です!

留学エージェント選びや、そもそも自分の子は留学に向いているのか?留学以外の方法がいいのか?

などなど、幅広くご相談は受け付けております。

親子の本当の笑顔を、一緒に取り戻しましょう。

それでは!

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